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「償い」矢口敦子著

「償い」矢口敦子著 幻冬舎文庫

この作家の本を読んだのは初めて。本の帯に書かれていた、
 “人の肉体を殺したら罰せられるのに、
  人の心を殺しても罰せられないのですか?”
という言葉に惹かれて、本を購入しました。

ミステリとは思えない程のテーマの重さですが、
その分、読後、心にズンと来るものがあります。
ミステリとしても良い出来だし、
それ以上に、心の傷と、生と死に真っ向から立ち向かった内容が、
本当に素晴らしい。

“生きている価値がない”“自分は生きていてもいいのか”
と思っている人に、是非読んで欲しい本です。
上記の言葉は小説の中に書かれていて、
それに対する答えも書かれています。

文中の“心に受けた傷がいつか癒えるなんて、どうして断言できるんです。
心だって、致命傷を受ければ、死にます。”という言葉と、
ラストに書かれている生きることの意味。
本当にその通りだと、心から思いました。

偶然この小説に出会えた事を、とても幸せに思います。
と同時に、多くの人に、この本を読んで欲しいなぁと思いました。

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| | 23:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「優しい音楽」 瀬尾まいこ

「優しい音楽」著:瀬尾まいこ

本のタイトルと、
「つらい現実を受け止めながらも、希望を見出して歩んでゆく」
という紹介文に惹かれて、買ってきました。

タイトル通り、優しい音楽。(^^)
本当の優しさって、こういうことだよねって、
心が温かくなる物語です。
誰かのために一生懸命になることって、いいよね。

瀬尾まいこさんの作品に触れたのは2度目です。
昨年、「幸福な食卓」が、映画になってましたよね。
ミスチルの「くるみ」が主題歌だったので、
つられて見に行きました。(^^;
映画も良かったけど、原作は読んだことがないから、
読んでみようかな。

好きな作家がまたひとり増えて、嬉しいです。(^^)

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『どーすんの?私』細川貂々著

どーすんの?私』細川貂々著

世間が勝手に作った、普通という名のレールの上を、
すんなり歩めない人って、私だけじゃないんだなぁと、
ホッとしたのが、この本を読んだ後の感想でした。

「進学か就職か、やりたいことを選びなさい」と言われても、
どうしたらいいのか、何がしたいのか分からない。選べない。
私もそうでした。
だから履歴書に書ききれない職歴の数々。

「簡単に辞めて・・・」とか「いい加減に生きてる」とか
言われることもあるけれど、本人は一生懸命なんですよね。
ひっきーがお気楽な訳ではないこと。
周りの眼がいかに辛いかということ。
私も身を持って体験してきました。

一生やっていく仕事を選ぶことができなかったら、
取り敢えず何かやってみることも、1つの手段。

そもそも、こうでなきゃいけないなんて、
人生の見本を作ってしまうこと自体がおかしいと思う。
紆余曲折の人生があったって、いいよね。

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小林弘利(コバルト文庫)

私は子供の頃から、
気に入った本があると何度も繰り返して読むタイプです。

高校生の時、よく読んだのが、集英社のコパルト文庫。
中でも小林弘利さんの作品は、大好きでした。
短大に行く時、引越しのため手放してしまったのですが、
ブログ上のやりとりにより、
先日、あゆざかけいさんから小林作品をいくつか借り受け、
先週からずっと、気が向いた時に読んでいます。

作品に触れるのは高校以来ですが、
今読んでも、素晴らしいお話だなぁと思います。
優しさと希望と切なさがいっぱいの、作品の数々。
読みながら、作品とは関係の無い、高校時代の自分の感情が、
良いのも悪いのも一緒くたに、頭の中に次から次へと浮かんできました。

作中や解説に何度も出てくる、
「ピーナッツ(スヌーピー)」のライナスのセリフ、
「まだ世界がおしまいになった訳じゃない」。
世界の終わりのような状況に置かれている今の私にとって、
1番必要な言葉かもしれない。
何度励まされ、何度泣かされたことか。。。
本を贈って下さったあゆざかけいさんと、このタイミングに感謝。

−−−−−
私があゆざかけいさんのブログにコメントした時、
実は、小林さんの作品の詳細を覚えていた訳ではありませんでした。
記憶に残っていたのは、この作家の作品が大好きだったことと、
作品から受けた感情(感動)の記憶だけ。
にも関わらず、あゆざかけいさんにメールした時、
私は2冊の名前を挙げました。
「いつか やさしい雨が」と「海の回転木馬」

今回読み返してみて、納得しました。
 「表面にドロドロした感情があったとしても、
  人の心の奥底には光がある。」
 「純粋な想いと優しさは、人の心や体を動かす。」
2つの作品に込められた想いに、
当時の私が突き動かされたのが良く分かる。
記憶力の無い私は、
今回、これらの作品を再び感動しながら読んでいます。
記憶障害もお得な面があるよね。(^^;

作品の内容を覚えていなくても、感動の記憶は心に残る。
歌も本も絵も、芸術ってそういうものなんだなぁと実感しました。

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次から次へと

通勤時には、いつもMP3で音楽を聴いています。
ポップス、アニソン、懐メロ等を200曲くらい録音して、
ランダムに聴いているのですが・・・

会社帰りにイヤホンからまず流れてきたのは、
ZARDの「負けないで」。
続いて、岡本真夜の「TOMORROW」、松浦亜弥の「笑顔」。
選んでいる訳ではないのに、
今1番聴きたいと思っている曲ばかり時々流れるのは、どうしてだろう。
神様に励まされてるみたい。(^^)

本気で誰かを励ましたいと思ったら、言葉なんていらない。
楽しいひと時を一緒に過ごしてくれる。
何も聞かずに、そっと傍にいて、心にそっと耳をすませてくれる。
「ねえ聞いて」って言うまで、痛みに気づかないふりをしてくれる。
思いやりって、癒しって、そういうことだよね。(^_-)

音楽が心を癒してくれるのは、
作り手の想いが沢山詰まっているからだよね。(^^)

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