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坂木司 「切れない糸」

久しぶりに、(良い本に出会ったなぁ)って感じた1冊です。

突然、家業のクリーニング店を継ぐことになった主人公と、
人との距離を置きつつ、的確に相談に答えてきた友人との、
クリーニングに出された洋服を巡る、人間模様のミステリー。

  [謎を解いて、「さあどうだ。合ってるだろう」と言ったところで
   現実は何も進展しない。
   原因がわかったなら、次はどうするかを考えなきゃ、
   前に進むことはできないんだ。]
という本文からも分かる通り、この本はただの謎解き物ではありません。
主人公や登場人物が、どう生きていくのか、読みながら自然と考える。
人の心の温かさが感じられて、人間って良いもんだなぁって思える本です。

  [「憐れまれた上での優しさなんて、これっぽっちも欲しくねぇんだよ!」]
という1文に、涙が溢れました。

  [優等生じゃないから、歩みはのろい。
   けど、少しずつでも前に進んでるはずだ。
   だから俺を「まだ」っていうだけで切り捨てるな。]
        -中略-
   なあ、「まだ」と「もう」の境目はどこだ?
   俺は、どの辺まで来てる?
の部分で、深く考えさせられました。

主人公と友人の、お互いを必要として、お互いを思い遣る関係。
  [一人でいても、一人じゃない。]
共に向上していけるそんな関係が、いいなぁって、笑顔で本を閉じました。


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